柱の安全性の判定式

それでは軸部材の検証をしていきましょう,まずは柱です。
固定荷重や積載荷重を受ける柱には軸方向に庄縮力が作用します。この圧縮力よりも、下式①より計算された柱の強度の数値が大きければ、柱の安全性が確認できます。

①柱の庄縮強度=断面積×柱の長さと断面の大きさで決まる係数×材料の圧縮強度

これは言い換えれば、柱に生じた圧縮力を断面積で割って出てきた値(これを「圧縮応力度」という)が、「柱の長さと断面の大きさで決まる係数×材料の圧縮強度」よりも小さければ安全性が確認されることになります。
すなわち柱の安全性の検証は次の式で表すことができます。

柱の安全性の判定式

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