2-3 材料の強度

木質建材の基準強度

木材は異方性を持つため、部材の軸方向とカの角度や部材に働く力の種類により強度の数値が違ってきます。同じ圧縮強度でも木材の繊維方向に力が掛かる場合と繊維直角方向に力がかかる場合(これを「めりこみ力」と言います)ではその値は大きく異なっています。

木質建材に作用する強度の種類

木質建材に作用する強度の種類

表2-2〜表2-9に建築基準法の告示に記載されている木質建材の基準強度を示します。樹種が違えば、強度の数値が違ってくるのも生物資源ならではの特徴といえます。

表2-2 針葉樹の構造用製材の基準強度(日本農林規格に適合する目視等級区分)

針葉樹の構造用製材の基準強度
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表2-3 針葉樹の構造用製材の基準強度(日本農林規格に適合する機械等級区分による)

針葉樹の構造用製材の基準強度
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表2-4 対称異等級構成集成材の圧縮、引張り及び曲げの基準強度

対称異等級構成集成材の圧縮、引張り及び曲げの基準強度
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表2-5 同一等級構成材の圧縮、引張り及び曲げの基準強度

同一等級構成材の圧縮、引張り及び曲げの基準強度
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表2-6 集成材のせん断の基準強度

集成材のせん断の基準強度
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表2-7 構造用製材、集成材等のめりこみに対する基準強度

構造用製材、集成材等のめりこみに対する基準強度
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表2-8 構造用単板積層材の圧縮、引張り及び曲げの基準強度

構造用単板積層材の圧縮、引張り及び曲げの基準強度
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表2-9 構造用単板積層材のせん断の基準強度

構造用単板積層材のせん断の基準強度

材料の強度 関連項目

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