令和5年度 花粉の少ない森林への転換促進緊急総合対策のうちスギ材の需要拡大対策のうち
花粉症対策木材の活用に向けた技術開発事業の募集について

木構造振興株式会社

事業の趣旨
 「花粉症対策の全体像」(令和5年5月30 日花粉症に関する関係閣僚会議決定)及び「花粉症対策初期集中対応パッケージ」(令和5年10 月11 日同会議決定)に示された、スギ材の需要拡大に向けて、住宅分野におけるスギJAS構造材等の利用促進、スギ材の利用拡大に向けた技術開発等を進めることが必要になっています。
 そこで本事業は、花粉症対策としてスギ材の利用拡大に向けた製品の開発や製造の低コスト化、設計や建築に係る技術開発等の事業(以下「花粉対策技術開発事業」という。)についての提案を募り、具体的な需要につなげることを目的としています。
 木構造振興(株)(以下「木構振」という。)は、本募集要領に基づき花粉対策技術開発事業を募集し、優れた提案を選定します。花粉対策技術開発事業の実施に当たっては、別に定める花粉症対策木材の活用に向けた技術開発事業助成金交付規程(以下「助成金交付規程」という。)によりその経費の定額を助成します。

公募する事業内容
「花粉症対策としてスギ材の利用拡大に向けた製品の開発や製造の低コスト化、設計や建築に係る技術開発等」を対象とします。
また、提案される事業は、次の要件が考慮されていることが望まれます。
(1) スギ材の利用拡大に資するもの。
(2) コスト競争力の向上につながるもの。
(3) 実需者・エンドユーザー等需要側のニーズに的確に対応しているもの。
(4) 事業成果に一般性があるなど波及効果が期待できるもの。
(5) 先駆的な技術を用いるなどモデル性の高いもの。
(6) 提案した技術開発事業を令和6年3月末日までに完了できるもの。なお、本事業は財政法第14条の3の規定により、翌年度に繰り越して使用することが可能な経費に計上されており、財務大臣の承認があった場合は、最長で令和7年2月20日まで当事業を実施することができます。

応募資格者
応募者は、民間団体等であって、以下の全ての要件を満たす者とします。
(1) 木材の利用又は木造建築物の建築、加工機械等に関する知見を有すること。
(2) 花粉対策技術開発事業によって得られた成果を広く公開・公表し、当事業で取り
組む分野での地域材の利用推進を図る能力を有すること。
(3) 花粉対策技術開発事業を行う意思及び具体的計画を有し、事業内容を的確に実施する能力を有すること。
(4) 花粉対策技術開発事業に係る十分な経理的基礎及び適切な事務処理能力を有すること。

事業規模
本事業規模は助成額(国庫補助金額)として全体で約193百万円を予定しています。採択事業数の目安は12件程度としています。

公募期間
令和6年2月26日(月)〜令和6年3月19日(火)13時(書類必着)

募集要領(PDF)

別紙様式・誓約書(word)  (PDF)
(※「別紙様式・誓約書」は、CLT等木質建築部材技術開発・普及事業と共通です。)

助成金交付規程(PDF)


詳細については募集要領をご覧ください。

お問い合わせ先・応募書類提出先
〒107-0052 東京都港区赤坂2-2-19 アドレスビル5階
 木構造振興株式会社
TEL:03-3585-5595(担当:平原)
メールアドレス:joseijigyo@mokushin.com